このところ、土曜、日曜が忙しくてゆっくり原稿を書く時間がなく、その後夏季休暇で帰国した為2回目が遅くなりました。やっと日本から戻り、少しゆっくりできましたのでコラムを再開します。

 この間、日本公演を成功裏に終了して韓国に戻ったT-araにファヨンの退団騒動が発生し、8月11日チョンハプ運動場で開催される予定だった、T-araの韓国内最初の単独コンサートが中止される事になりました。私も、やっとチケットを購入して貰い、良い席が確保で来ていたので、コンサートを楽しみにしていたので残念です。今度の退団騒ぎがもう少し落ち着いたら、コンサートも開催されるでしょうから、それまで楽しみに待つことにします。

コンサートのチケット。 二階の比較的真ん中の席を確保できていたので、残念です。

 どうして韓国では、たかが一歌手グループに起きた退団騒動がこんなに大きな社会問題になるのか不思議です。朝鮮日報や中央日報の様な大手の新聞にまで取り上げられています。どうも韓国は他のメディアに比べインターネットが発達しており、インターネットを通じて民衆を煽る様な傾向が見受けられます。過去に起きた米国産牛肉のBSE問題や、女優の自殺問題等もインターネットによる扇動が主原因の様におもわれます。インターネットの情報は真意の程があいまいなものが多いので、そのまま鵜呑みにするのは危険で、まずは疑ってかかる必要があるように思います。

 所で、K-Popグループの退団や分裂問題は、過去にも東方神起やKARAでも同様の問題が起こりました。今回のT-araの場合、プロダクションの研修生として長年合宿生活を共にしながら苦労してやっとデビュー出来た初期の6人のメンバーと、T-araが有名になってからメンバーに加わったファヨンとでは考え方に差があったのではと思います。プロダクションの代表が言うように、ファヨンのわがままと言うのが真相ではないかと思います。T-araには、既にウンジョンとヒョミンの二人のラッパーがいるのに、どうしてファヨンと言う3人目のラッパーが必要だったのか不思議です。今度の新曲「Day By Day」では、更に、8人目のメンバーが、12月には9人目のメンバーが加わるようですが、今回のような問題が再燃しないか懸念されます。