凸凹夫婦
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ほとんどの夫婦がそうであるように、なぜか夫婦というのは凸と凹が出会ってしまうようです。
私はカウンセリングをやりながら、初めのうちは依存をテーマに、次にアダルトチルドレンをテーマと
してきましたが、そのうちその範疇では収まりきれないものを感じ、これは何だろう・・・と追求するうちに
発達障害というものに到達しました。
障害という表現のために誤解が生じることが多いと思いますが、私なりに追求した結果、
この発達障害自体が脳の中にある凸と凹であるというのが、今のところ得た結果です。
私は父譲りの近眼ですが、そのうち乱視も出てきて、今は老眼まで重なり、私の目は正に凸凹状態です。
それが目であったために、親や先生も「ああ、この子は近眼なのね。なら眼鏡を作りましょう。」となるところを
脳の中でそれが生じた場合、周りの誰かと比較し、微妙な凸凹の場合は、ちょっと変わった子、
ひどい場合は変な子、理解できない子、問題児・・・となっていくのではと思います。
私達夫婦も、そんなことは分からない親に散々ガミガミ怒られ、脅され、バカにされてきたものですから、
お互いの凸凹を知るということが、夫婦円満の秘訣です。
その前に、まずお互いの理解できないところは脳にある凸凹だということを受け入れるということが前提ですが・・・
韓国にいるときもそうでしたが、今はほとんどの時間を夫と二人きりで過ごすので、お互いも凸凹研究には
とても良い環境です。^^
先日、早くもビザ延長のためにマレーシアにいる友人に会いに行って来ました。(韓国人は3ヶ月です。)
チェンマイは空港が近く家から車で10分くらいの距離にあり、便利です。
行き帰りは夫が運転してくれることになりました。
うちの場合は、道に関して夫は凹ですので、凸である私が助手席ではナビゲーターです。
夫には昔「普通、男というものは女から助手席で指図されると気分が悪いと言うけど、あなたはどう?」
と確認したのですが、夫の答えは「とても安心するよ。気分が悪いなんてないよ。」だったので、
行きは近いといっても一方通行が多く、けっこう迂回しなくてはならない道をナビゲーターしながらスムーズに到着しました。
そんな夫のことだから帰りも、どうせゆっくり出て、道も少し迷って来るのだろう・・・と思い、のんびり構えていました。
ところが、しばらくして夫から電話があり「俺は、本当に駄目なやつだ・・・一時間走ったけどそこには行けそうもない、
今自分がどこにいるかも分からない!」と言うではありませんか。アイゴ~~!!まさかのアイゴ~~!!です。
そんな夫でも、語学では凸な部分を発揮するのではないかと思った私は、最初は二人でやろうと言っていたタイ語教室に
夫一人を行かせることにしました。私は語学はライシンの例でも分かるようにイマイチですし・・・。
その結果、夫は私が見てもすごいな~と思えるほど熱心に勉強しています。
「私が聞いたら単純な発音練習を何時間もやるのは面白いの?」と聞くと、語学は面白いと言い熱心にやっているので
「これからは、通訳がいてくれるので、私は勉強しなくても良いね。良かった!!」と言うと、まんざらでもなさそうです。
さて、語学の勉強はしなくて良くなったので、私は空いた時間何しようかな~~!?
夫よ、頑張れ~~~~!!^^